10歳の子どもたちの「2分の1成人式」の話に触発され、
『じゃあ、40歳の大人がちゃんと成熟した大人になれたかどうかの
「2倍成人式」があってもいいのではないか』と思い、
自戒を込めて「40歳ならこのぐらいはできてもいいんじゃないか」というチェックリストを作ってみました。
●人の育成
・子供であれ、友人であれ、後輩であれ、部下であれ、同僚であれ、あなたは今までどれだけの人が健やかに育てるように支援してきましたか?
●動機づけ
・あなたは、子供であれ、友人であれ、後輩であれ、部下であれ、同僚であれ、それぞれのやり方で動機づけ、気持ちよく物事に取り組めるようにしてきましたか?
●人の発掘
・あなたは、今までにどれだけの人の可能性を見つけ出し、引き出し、それぞれの適性に応じたミッションと待遇が得られるようにサポートしてきましたか?
●傾聴
・あなたは、子供であれ、友人であれ、後輩であれ、部下であれ、同僚であれ、一人ひとりの言うことに丁寧に耳を傾け、その気持と意図をしっかり汲み取って行動できていますか?
●落とし所
・あなたは、議論のための議論ではなく、ちゃんとみなを幸せにする落とし所に、効率よくたどり着けるように、人々をサポートできていますか?
●紹介
・あなたは、それを必要としている人に、適切な人を適切に紹介することができていますか?
●委任
・あなたは、適切な仕事や役割を、適切な人に委任することができていますか?
●落とし穴回避
・あなたは、あなたの子供・友人・知人・後輩・同僚・部下たちが、落とし穴に落ちないように、先回りして落とし穴を洗い出し、誰もそこに落ちることがないように、十分な対策を施していますか?
●ビジョン
・あなたは、人々が納得感を持って働けるような思想・価値観・ビジョンを作り上げ、人々に示すことができていますか?
●多様性
・あなたは多様な価値観、性別、年齢、文化、言語、国籍、宗教、職種の人と、互いに理解しあい、協力してものごとをすすめることができていますか?
●スペシャリティ
・あなたは、「これに関しては、私に任せてくれ」と自信を持って言える得意分野・専門分野を確立していますか?
●居場所
・あなたは、家庭であれ、地域であれ、職場であれ、自分の属するコミュニティや組織で、それぞれしっかりした自分の居場所を見つけられていますか?
●ロールモデル
・あなたは人々に、「こういう生き方もありなんだ」と思えるようなロールモデルを提示できていますか?
●自己受容
・あなたは、自分の過去と、現在と、 予想される未来の可能性を、受け入れることができていますか?
【追記】
●感謝
・無事に40歳になれたことを、あなたを育ててくれた親、先輩、同僚、後輩、配偶者、子どもたちに感謝していますか?
●感情
・自分及び他者の、怒り、嫌悪、憎しみ、嫉妬、落胆、不安などの感情に脊髄反射的に反応するのではなく、かといって感情を無視するのでもなく、先々のことまで考え抜いて、賢明で包容力のある行動ができていますか?
■その他
特に仕事に限った話ではないので、仕事以外のことも明示的にカバーするように表現を修正。それと、おこがましい表現を改めた。